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検査の種類 
血液検査

 
貧血検査RBC(赤血球数) 貧血を見つけるひとつの手がかり赤血球数
検査の方法
からだの中に酸素を運び、炭酸ガスを持ち去るのが、血液中の赤血球の大切な役目。その赤血球が少なくなると体内が酸欠状態に陥り、いわゆる貪血を起こします。これをチェックするのに、血液検査により血液中の赤血球の数を調べます。

検査でわかること

赤血球数(RBC)は、貧血を見つける手がかりとなります。貧血が進行するとボーツとしたり、ケガなどで大量出血すると息苦しくなるのも、赤血球が減りすぎたのが原因といえます。


●検査で見つかる病気
数値が減りすぎている場合
・貧血
数値が増えすぎている場合
・多血症(血が流れにくなり、血圧が上がり血管が詰まりやすくなる)

参考標準値
男性:410〜570万個/mm3
女性:370〜490万個/mm3

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貧血検査WBC(白血球数) 細菌・ウイルスの感染や炎症をチェック
検査の方法
からだの中に侵入した細菌やウイルスをやっつける働きをするのが、血液中の白血球です。この重要な役目を果たしている白血球をチェックするのに、血液検査により血液中の白血球の数(WBC)を調べます。

検査でわかること

細菌やウイルスが体内に侵入すると、それをやっつけるために白血球は増加します。つまり白血球数は、からだのどこかが細菌やウイルスによる病気にかかっていないか、炎症が起こってないかを知る手がかりになります。増えすぎていたり、減りすぎていたら、要注意です。


●検査で見つかる病気
数値が増えすぎている場合
・炎症(虫垂炎、肺炎、胆のう炎、膵炎、腎孟炎など)
・心筋梗塞  ・外傷
・白血病
 (20万〜30万個、これは病気の白血球が増えるので白血球の種類を調べる必要がある)

数値が減りすぎている場合
・膠原病 ・悪性貧血、再生不良性貧血
・放射線や抗がん剤の副作用

参考標準値
4000〜9000個/mm3

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貧血検査Hb(血色素) 貧血を招く”鉄不足”は血色素が原因
検査の方法
血が赤いのはヘモグロビン(Hb)のためで、血色素ともいわれます。ヘモグロビンは赤血球の内容物として、体内に酸素を運ぶ働きをしています。したがって、赤血球と同様に貧血の手がかりとなり、血液 検査によってヘモグロビンの数値を調べます。

検査でわかること

貧血の多くは体内の鉄分不足によりますが、じつはヘモグロビンの大もとになるのは鉄なのです。つまり、血色素量が低いとからだが鉄不足に陥って、貧血になるというわけです。


参考標準値
男性:13.0〜18.0g/dl
女性:12.0〜16.0g/dl

【貧血の分類について】
貧血の原因によって、以下の様に分類されています。

鉄欠乏性貧血:
  若い女性に多い、鉄分の不足による。
病気やケガによる出血が原因の貧血:
  痔、胃潰瘍、子宮筋腫など。気づかないほどの出血でも、長期に続くと貧血になる。
悪性貧血:
  ビタミンB12の不足による。
再生不良性貧血:
  骨髄の造血能力が落ちることによる。
溶血性貧血:
  赤血球の寿命が短くなって、骨髄での製造が間に合わないことによる。
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貧血検査Ht(ヘマトクリット) 貧血の要因となる血液中の血球数
検査の方法
血液中の血球の割合である「ヘマトクリット(Ht)」も、血液検査によってチェックします。採血した血液を試験管に入れて、しばらく置いておくと、赤黒いかたまりの部分と薄黄色の液体に分かれます。この赤黒いかたまり(血球)が、一定量の血液中に含まれる割合を調べます。

検査でわかること

血球のほとんどは赤血球で占められているため、ヘマトクリット値が減りすぎていれば貧血が疑われます。逆に増えすぎている場合は、脱水症状を起こしたり、血液の病気(多血症など)が心配されます。


●検査で見つかる病気
数値が減りすぎている場合
・貧血
数値が増えすぎている場合
・脱水症状(全身の衰弱、飲食物を口からとれない、日射病、熱射病など)
・ 多血症(赤血球が徐々に増え、白血球や血小板も増えてくる。原因不明だが、
 慢性の心臓病や呼吸器の病気が隠れていることがある)

参考標準値
男性:39.0〜52.0%
女性:36.0〜48.0%




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財団法人 公衆保健協会